今日も、青い。
南の島に住んでいると海の青さが普通になってくる。
とりわけ綺麗なのはお昼である。
お日様が一番上に来た時が海への日の入り方がまっすぐでとても綺麗だと感じる。
綺麗な海を写真に撮りたい時にはお昼に撮影することをお勧めします。
ほとんどの日は五メートル下でも海底まで見えてしまう。
ただ、毎日泳いでいる魚、いつもいる根魚、イカ、ミジュン、その日その日によっている魚や生き物が微妙に違っており、あぁ今日は潮がよく動くからこれだけ魚が多いのかと海を見ながら色々と考えている。
銛をやるようになってからどうやら魚の見方が変わったようで、どれ、この魚は美味しい、この場所で待ち伏せしていたら魚を一網打尽にできる、ここが潮の道で魚が通る道かー、など食べることをメインに考えてしまう自分がいる。
必要のない魚は突きたくないし、殺める必要もない。
出来るだけ突く魚は少なく、大きい魚を一匹、二匹。
大きな獲物が取れた時にはみんなで美味しく頂く。
これがまた楽しいのなんの。みんなでテーブルを囲み刺身を食べながら今日1日のこと、今週の予定、最近の出来事、魚を突いた時のことなどいろいろなことを話すのだが、この雑談(沖縄の方言で ゆんたく)が僕はとても好きだ。
知り合いの人におめでたいことがあった時には海に入って魚を狙う。突けないこともあるけどとりあえず海に入る。
離島ではそれだけ海が身近だ。