魚とともに。
陸から見た海と水中で見る海は全然違う。
天気が良くて、魚がいそうでもいつもいる岩場や穴にいなかったりする時が結構ある。
逆に天気があまり良くなくどんよりした時ほど、魚の警戒心が下がったりスイスイと泳いでいる時が多い。
海に潜ってそのポイントに行く時までわからない。
今日、仕事が終わった後久々に潜りながらいろいろなことを考えていた。
今日の1日の振り返り、今まで獲ってきた魚のこと。魚が獲れなかった時の夕飯のこと、明日のこと、今週末の流れ、塩の良し悪しなどいろいろなことを考えながら潜っていた。
魚の命をいただくというのに呑気なものである。
思いを一周めぐらしたところで、魚突きのことをシンプルに考えて泳ぐと魚のいる場所がなんとなくわかる気がした。いつものポイントにいるとかではなくて、潮の流れやたまるところが魚の動きで分かる気がした。
結果、
ミーバイというハタ系の根魚とニザダイという魚を突くことができた。
まだ魚突きは始めたばかりだからうまくつけるなんてことは4回に一回、ましてやまぐれなことが多い。
どうやら大きい魚は追いかけると逃げてしまう。
小さい魚は、そこらへんでふわふわ浮いて餌を食べて遊んでいる。
当たり前のことだけどなかなか大きい魚を獲るのは難しい。
まだまだ始まったばかり。
銛突き、がんばろっと。
魚が