やってみないとわからないじゃん!
年齢が30歳を超えたことで自分の生き方について考える時間が多くなった。特にこれからの生活や今後の方針などについてだ。
中学生や高校生の頃は有名な会社に入って結婚をして、家族と幸せに暮らすことをただぼんやりと考えていた。年齢を重ねるにつれて自分のやりたいことや考えている事に向き合い、明確になっていくと一度の人生だからやりたいと思ったことは挑戦しないともったいないという考え方に変わっていた。どうせならやってみようという思考の根底にあるのは中学の頃からの親友の言葉からだ。
当時の僕は高校一年生で恋愛にも興味が出始め、自分の容姿を顧みずあの子は可愛いなぁ、付き合ったらきっと楽しいだろうなと日々妄想を膨らませる高校生だった。
そして告白するわけでもなく、後ろ姿を目で追う姿はさながら今で言うストーカーのようだったのではないかと思い出したら恐ろしくなる。
だが、そんな僕にも心強い味方がいた。
勝手に恋愛の師匠と仰ぐ仲の良い女の子の友達、Fさんの存在だ。中学生の頃、部活が一緒で姉御気質でとても頼りになるFさんはいつも
「やってみないとわからないじゃん!やらないで後悔するよりもやってから後悔する方が良いって私は思うよ!」と教えてくれた。
結局、告白したことを学校の友達に知られるのが怖くて告白はせず、別の学校に通っていた一個下の女の子と付き合った。
あの時、Fさんが教えてくれた言葉は今でも一言一句たりとも忘れていない。
あの時はそうかぁ…そんなものかと思っていたが今の僕にとっては15年たった今でも金言であり、多分これからずっとこの言葉と共に人生を歩んでいくんだろうなと感じている。
その言葉の裏には自分が進む先を選択した覚悟や自分自身が後悔しないことだけではなく、 相手や周りに迷惑をかけないこと、絶えず責任が付いて回ることがあることが隠れていると思う。
生き方は人それぞれ、人の数だけ人生がありその人それぞれ幸せの物差しは違うけれど、自分らしく後悔をしないような生き方をしていきたい。
追記:最近、思考についてのことばかりしか書いていないのでもうすこし肩肘を張らないような記事を書けるように気をつけようと思う。
今年から始めた一眼レフで撮影した星空。気象条件が合えば南十字星も撮れるらしい。いつか撮影しよう。