練る。
沖縄の離島に来て良かったことは
「思考を練ること」
が多くなったことだと思う。
以前、そのような内容のことを書いたと思うけど改めてそう感じるようになった。
島という特性上、情報が入ってくるのが限られてくるし、むしろ自分からニュースや新聞などに目を通さなければ島の外のことや日本のことはあまりわからない。
最近、島の外周を歩くようになり草花の上で生きる虫や道を横切るヤギ、夜に島を徘徊するヤシガニなど様々な生き物に出会うことがとても多くなった。日々歩いていると今日はこの場所に蝶が沢山いたのに今日は別の場所に移動している。また普段あまり見ない鳥や毛虫が多くなってきたと少しの変化に気がついたりもした。何が言いたいのかというと同じ繰り返しの中と考えていても実は少しずつ1つずつ違っているのが自然の不思議なところだと思う。
話を本題に戻すと、僕はそんなに頻繁に歩くわけではないが、だいたい1時間半ほどの道を職場の方と歩くのが楽しみにしている。
何気ない話からこの島に車での話、これからの仕事の話など様々な話をする。その中でも2人で歩いて行く中で一番びっくりした話はその方がスマートフォンでゲームを行なっていたことだった。
ゲームなどと縁遠い人だと思っていたらまさかのポケモンGOをずっと前からプレイしており、島内のポケストップ(アイテムがもらえるチェックポイントのようなもの)を探しながら歩くことがあると言っていた。
結論としては人は見かけによらないもので、自分自身も姿や形で中身を見ないまま判断していることが多いのかもしれないと反省をした。
その人と会ったり言葉を交わしたり目を合わせなければ見えないしわからないことだらけだ。
人並みで月並みな意見ではあるけどもっと中身を見たり、この人がどんな人なのかということをしっかり考えた上で人と関わって行かなければと感じた。
そういえばこちらはもう日中の部屋内の温度計が32になっており、本格的な梅雨、夏になるための準備を草花がし始めたのだなと感じるよつになりました。