島を渡る風と朝日。
深呼吸をして朝日を眺める。
朝のたった5分の時間だけど、心を整理する大事な時間。
朝日を浴びると体のリズムが整うと言われているけれど僕はよくわからない。
だけど日々違う島に吹く風を感じながら、眺める朝日と言うのは昨日のこと、今日や明日のこと、今までのことやこれからのこと、沢山考えさせられる。
自分が今、何ができるか。
島にとってどんな存在なのか。
どうありたいか。
この島に来たからにはきっと僕にはやるべき使命があるはず。
そう信じて毎日を過ごしています。
沖縄には独特の時間が流れる『島時間』があるけれど、それはゆったりしているだけではないと思う。
もう一つの考え方として辿り着いたのは自分のことだけではなく、周りのことに対して気持ちを向けれるからこそ内地とは違った時間の流れを感じられるのではないかなと思う。
鳥が羽ばたく音や山羊が集落を走る様など自分を取り巻く環境の…生き物や木々などの息遣いを間近に感じられるこそ自然や人に感謝の念や関心を持てる。
こうして考えてみると意識がだんだん広がっていって近くの森や雲、蝶や鳩、島から離れて海や空と交わっていく。
自分の省みる時間があることで一つ一つの物事を丁寧に考える時間ができる。
だからこそ流れる時間がゆっくり感じるのだと思った。
そんなことを考えながら朝日は昇り、今日はやってくる。