IslandLife 〜沖縄の離島生活記〜

都会の飲食店で2年半勤務した後、南の島に移住して2年目突入。日々のことを綴ります。

夏の夜の、夢の話。

23日は沖縄戦終結と定められた慰霊の日でした。

先の戦争で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

沖縄は唯一の戦地になり、多くの犠牲者を出しました。僕が住む八重山地方にも戦火の火種が降り注ぎ、離島に住む人たちは西表島の山奥に疎開をしました。そして、蚊を媒介としたマラリア熱にかかり多くの方が命を落としました。

戦後74年が過ぎ、僕は平和な離島に住みながら、こうして色々なことを自由に考えてやってみようと思えるのはとてもありがたいことだと思います。そしてそれは時が流れ、沖縄は変わっていったという言葉では片付けられないと思うのです。

そこには先祖の方々や、戦争に遭い散っていった人々の上に今が成り立っていることを忘れてはいけないと、島に住む戦争を体験したおじいやおばあの話を聞いて切に思いました。

 

生まれた環境に縛られて、やりたくても出来ないことが世の中にあり、世界のどこかでは未だそれが当たり前という現実があります。

 

…僕にはやってみたいことがあります。それを誰かに話しても、ネットに載せても、咎められず、紛糾されることもありません。これがどんなに幸せなことか。やりたいことが思ったようにやれるのです。

そして言葉は現実になるということを僕は、信じています。

僕はやってみたいことを親しい人や友達、家族に話す時があります。

その中のひとつにあるのはモンゴルの大草原に行くことです。

大学生の頃からモンゴルに憧れ、ずっと行ってみたいなという思いが心の片隅にありました。

馬に跨って地平線を目指し、波打つ大草原を駆けてみたい。できるのなら現地の旅行コーディネーターにとして日本から来る観光客の方のためにモンゴルの良さを伝えれたらと思っています。

 

なぜ、モンゴルに行きたいのかはわかりません。

でも、言葉にならない気持ちが僕をモンゴルに誘うのです。


ですがまだ、その時ではなくてこの島で暮らしていく中でやりたいことが山ほどあります。

ピパーツや長命草、島唐辛子などの琉球の薬草やハーブを覚え、香りと共に生きることやそしてそこで得た知識をもとに、その良さをたくさんの人に知ってもらうこともできたらなと考えています。何もない島だからこそできることがあるんだと声を大にして言いたいのです。


そうして少しでも日本に住む人たちに沖縄の離島に興味を持ってもらえるようにしたいのです。


長くなりましたが、これが、今の僕の夢です。

 

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先日、庭先で花火をやりました。小さな火花がたくさん咲いて、消えていく。

すぐに終わってしまうけれど、綺麗だなと心が動かされる、そんなほんの少しでも人に感動や嬉しさを届けられる人になりたいと思いました。

 


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